【外務員】#10_ 株式会社法概論
2018. 11. 19. 11:23====================
#10_ 株式会社法概論
※暗記科目
株式会社法概論の重要ポイントについてお話しします。
科目の名前は 株式会社法概論となっていますが、
法律の名前は会社法と言います。
会社には色々な会社があり、例えば株式会社だけでなく、
合名会社、
合資会社、
合同会社も合わせて4つあります。
外務員の皆さんが扱う株式、これは株式会社が発行するものですから
会社法で定められている株式などについて
きちんと理解が必要という事になります。
株式会社では株主は出資したお金以上の責任を負う必要はありません。
これを有限責任と呼んでいます。
また、株式会社には小さい会社から大きい会社まであります。
会社法では大きい会社として
資本金の額が5億円以上、
または負債総額が200億円以上の会社を大会社と呼んで区別しています。
株式会社を作るためには
その会社のルールである定款を作成しなければなりません。
そして株式会社を作ろうという人の事を発起人と呼び、
一人でも良く、法人でも良い事になっています。
なお、設立にあたり
例えば何か法律違反だった場合などに無効を主張出来るのは
株主と取締役だけとされています。
単元株制度という言葉も覚えておきましょう。
会社の株を売買する時に一株単位ではなく
100株単位 や 1000株単位など、
ひとくくりにした数を ひとまとめにして売買するという制度の事を
単元株制度と呼んでいます。
また、株式には様々な種類があります。
一般的な株式の事を普通株式という風に呼びますが、
配当金が優先して支払われる株の事を優先株という事も押さえておいてください。
株式会社に出資した人、お金を出した人のことを株主と言います。
株主の権利には単独株主権と少数株主権というものがあります。
このうち、いわゆる大株主の特権の事を
少数株主権と呼んでいます。
会社法では株式会社が置いて良い期間について説明されています。
どんな株式会社でも必ず置かなければいけないのが株主総会です。
会社にお金を出して株主が集まって
色々な事を話してる場面という事になります。
重要な事はこの株主総会で決めていきます。
会社の役員には代表的なものとして取締役があります。
取締役の集まりである取締役会を設置する会社の場合には
取締役は3名以上いなければいけないなど
というルールがあります。
その他には取締役がきちんと仕事をしてるかどうかを見る
監査役や監査役会、
それから公認会計士などの会計監査人、
そして会計参与などがあります。
また、大きな会社の中には
委員会等、
設置会社
という形態にしている会社もあります。
会社は計算書類を作らなければなりません。
貸借対照表 や 損益計算書 が代表例となっています。
そして利益の中から配当するというのが一般的ですが、
分配する事ができる分配可能額がないのに
配当金を出してしまうというのは無効となっています。
会社と会社がくっつくことを合併、
会社が2つ3つに分かれる事を会社の分割と言います。
それぞれ株主総会の決議が必要となっています。
また、会社をたたむ(畳む)ことを会社の解散といます。
これも株主総会の決議が必要となります。
例えば、試験ではこれは取締役会の決議で OK
これは株主総会の決議が必要など
という細かい問題もあります。
この科目は暗記科目とも言えるものですから、
ともかく押さえていきましょう。
====================
'証券一種外務員' 카테고리의 다른 글
【外務員】#12_ 財務諸表と企業分析 (0) | 2018.11.19 |
---|---|
【外務員】#11_ 経済・金融・財政の常識 (0) | 2018.11.19 |
【外務員】#09_ 付随業務 (0) | 2018.11.19 |
【外務員】#08_ 投資信託及び投資法人に関する業務 (0) | 2018.11.19 |
【外務員】 #07_ 債券業務 (0) | 2018.11.19 |