【外務員】#05_ 取引所定款・諸規則

2018. 11. 19. 09:56

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#05_ 取引所定款・諸規則 

https://youtu.be/rXE9NGJpIAs


取引所定款諸規則の重要ポイントについてお話しします。


科目名にあるように証券取引所が定めたルールの事になります。

例えば、上場会社になるためには上場するための審査を通らなければいけません。


その審査基準、また上場できなくなってしまった場合の廃止基準、

それから様々な売買のルールなどが定められています。


まず、上場できる有価証券ですが、

株式などはもちろん上場できますけれども、

小切手約束手形などは上場できないとされています。

(小切手:当座預り金のなから、

一定額を自分または自分の指定する人に支払う事を、銀行に委託する証券)


また、原則勝手に登場するとい事はありません。

申請があって初めて上場の審査をするという事です。

但し、国債の場合には申請はいらないとされています。


例えば、東京証券取引所には第一部と第二部があります。

第一部の方が審査基準が厳しく、第2部の方が緩やかとなっています。


例えば、第一部の上場企業が基準を満たさなくなると

2部に指定替えとなるという事になります。

試験では指定外になる事はないと出る事もありますので

注意をしておきましょう。


また、株式以外に例えば、国債や転換社債なども上場されています。

株との違いを簡単に抑えておきましょう。


証券取引所に上場されている株式をイメージしてください。

例えば、今日買ったらいつお金を払えば良いのでしょうか。

買った人がお金を払う日のことを決済とか受渡と言います。


上場株式などにおける普通取引では4営業日目

営業日というのは土日祝日を除きますよという事です。


4営業日目が決済日、いわゆる受渡日とされているわけです。

なお、証券取引所にはどの株をどれだけ買いたいとか売りたの注文

山のように舞混んでいます。


その買いたい、売りたいという注文を条件の合ったものだけ

売買が成立していくわけです。

その時のルールとして、価格優先の原則と時間優先の原則があります。


売りたい人は安くても売りたい人が先、

買い注文は高くても買いたい人がさきというのが

価格優先の原則です。


時間優先の原則というのは早いもの勝ちの原則の事です。

なお、取引価格の決定方式として板寄せと言うものがあります。


例えば、証券取引所は9時に始まりますが、

9時に丁度の値段の決め方のことを板寄せと言います。


買い注文と売り注文を左右にまとめて

そして、その左右を寄せていくというところから

板寄せという言い方をします。


板寄せにより、いくらが始値となるのか、

要するに9時の値段はいくらから始まるのか、

というような問題が他の科目株式業務の10点問題として

出題される事があります。


これはやり方にコツがありますので板寄せによる

始値の決定をの仕方しっかりと理解してください。


一つルールの名前を与えておきましょう。

受託契約準則と言います。


この受託契約準則準則と言うのは

証券会社だけでなく顧客も守らなければいけないというのが重要です。

引っかけ問題などに注意をしておいてください。


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by artis